正直になれない大学生ブログ

趣味、鬱憤、等々つらつら書いていく。そんなブログ。

大学生活は遊んで、学んで、就活へ

大学の思い出は就活です(苦笑)―大学生活50のお約束 (ちくま新書)  石渡 嶺司 (著)

 

 最近教養と呼ばれる本を読んでいない気がする。
 この『大学の思い出は就活です(苦笑)』は自己啓発…特に実用向けの本。…実用向けかどうかも微妙。個人的には楽しく読ませてもらった。

 この本は、大学生活をどう過ごしていくか、悩みが多い大学生に向けられた本。できれば、高校生のうちに読んでもらいたい。

 とりあえず、就職が差し迫ってるから買ったっていう程だが、実際は、目次にある『リア充でも非リア充でもどちらでも』に惹かれて買ってしまった汗

 問題を定義しては、詳しい回答を別の新書に投げることはあるが、ほかの本にも触れる機会を与えてくれてる思えば、また良い。

 文章は、とても茶化した感じで、真面目な…とは言い難い。

 

目次

第1章 大学生活、はじめの一歩 入学式前夜
第2章 大学の勉強、くだらないとか言う前に 勉強
第3章 バカ騒ぎから勉強までご自由に サークル活動
第4章 居場所がなくて寂しいと 居場所・人間関係
第5章 ムカつく店長もいい思い出に アルバイト
第6章 毒になるか、薬になるか ネット・ケータイ
第7章 学費・仕送り・時間が全部ムダ 落とし穴
第8章 こんな大学、もう嫌だ! 再受験・中退・転部
第9章 面接で話せるエピソード(失笑) 資格・留学・読書
第10章 ナビサイトを使い出す前に 就活関連

 

大学の意義

 大学に通っているうちに、なんのために入学したのかをすっかり忘れてしまうことがあると思う。私も、ただ惰性として通っていることが多くなった。

 著者は大学に行く意味を「答えを自分で探す」ことだと言う。

 小中高と答えが決まっている事に取り組んできたため、大学でも答えが決まっていると思い込んでしまうが、そうではない。答えがないものが多いから、自分で探すしかないのだ。そして、その象徴が、卒論であろう。

 自らテーマを設定して、新しい考え方や、アイデアを提示する。その卒論こそが、大学に通った事の集大成になるんだと、この本を通じて感じた。

 

自身がない大学生に向けた資格取得

 学歴コンプレックスを抱いてる若者は少なからずいるはずだ。

 私もそうなのだが、インターンに出向いた際も、高学歴と聞かされると、たじろいてしまう。

 そして、特に中堅大学以下の私大では、資格、特にビジネス資格を取らせようとする傾向が強いらしい。

「大学入試が難関大の学生に比べてしかるべきハードル(注:一般入試のこと)を越えていない。つまり、入試で挫折もしていないし、成功体験もない。そのままだと心が弱すぎて就活でも簡単に挫折してしまう。そこでビジネス系の資格を取得させることで挫折と成功を体験させるのが狙い」(中国地方の中堅私大教員)
「ビジネス系資格が就活にそれほど影響しないことは百も承知。ただ、何でもいいので心の支えにしないと」(首都圏の中堅私大、就職課職員)

これが、大学側の本音のようだ。

 たしかに、挫折を味わっていないとの指摘は確信を突いていると感じた。


印象に残った言葉

リア充学生は非リア充学生のことを「オタク死ね」と内心思っています。非リア充学生はリア充学生のことを「リア充死ね」と内心では思っています。どっちもどっちなので不毛な争いはやめましょう」

 

大学の思い出は就活です(苦笑)―大学生活50のお約束 (ちくま新書)

大学の思い出は就活です(苦笑)―大学生活50のお約束 (ちくま新書)

 

今週読んだ本
  • 人間はなぜ非人間的になれるのか (ちくま新書) 塚原 史 (著) – 2000/10
  • 教養としての聖書 (光文社新書) 橋爪 大三郎 (著) – 2015/3/17
  • 憲法の無意識 (岩波新書) 柄谷 行人 (著) – 2016/4/21