読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

正直になれない大学生ブログ

趣味、鬱憤、等々つらつら書いていく。そんなブログ。

文学としてみるドラゴンクエスト

新書

文学としてのドラゴンクエスト 日本とドラクエの30年史 さやわか

 

 

 このタイトルを見て買わずにはいられない。

 だって、ドラクエですもん。惹かれちゃうよ。主にアダルト・サブカルチャーを中心とした雑誌・書籍を発行しているコア新書の1冊。

 

 ドラゴンクエストは1986年に一作目が発売されてから様々なハードで発売され、現在はドラクエXまで発売されています。

 

 ドラクエを扱っているからといってゲームのシステムやBGMなどに言及しているわけではありません。この本は特にドラクエの”物語性”と”あなた自身が主人公”という”ドラクエらしさ”を時代背景や産みの親である堀井雄二村上春樹の話を交え、語っていきます。

 

 筆者が言うには、ドラクエは”物語性”と”あなた自身が主人公”というコンセプトをバランス良く保っているんですって。物語性を強め過ぎてもやらせれてる感が強くなり過ぎて、”あなた自身が主人公”というコンセプトをはずれるし、逆に”あなた自身が主人公”というコンセプトを強めすぎると、今度は自由度が高まりすぎてどんな人でも楽しめるゲームではなくなってしまいます。堀井はめんどくささを嫌いますから。

 

 最後にこの本は、フォントサイズが大きく、語りかけてくるような文体(堅苦しくない)ので読みやすいですが、自由度は高いと思います。

 

 

 著者がまたドラクエに関する本を書くなら、ぜひ、ドラクエの一つ一つの作品に関して語って欲しい苦笑 それも、関係者にインタビューなどを行って…ね。