正直になれない大学生ブログ

趣味、鬱憤、等々つらつら書いていく。そんなブログ。

私は、幽霊恐怖症+ヤンキー恐怖症…あなたは?

ゴーストフォビア  美輪和音

 
 
 あなたは何恐怖症を持っているだろうか? 
 私はというと、幽霊恐怖症とヤンキー恐怖症を持ち合わせている。お化け屋敷では貧血になるし、ヤンキーの前では冷や汗が出る。
 
 さて、今回はそんな恐怖症(フォビア)に焦点を当てた作品となっている。話は、4部構成で短編小説のような作りであるが、一応繋がっているので注意。
 主人公は、等々力芙二子とその妹の三紅、そして不動産屋の神凪怜の3人で、幽霊から情報を得ながら事件を解決していく。
 
 表紙や装丁をみると、薄暗くて怖いホラー小説を想像するが、中身は意外にもあっけらかんとしていて割とさくっと読める。姉の芙二子が明るいキャラである程度貫き通すので、あまり重く感じずに読めていけるのではないだろうか。とりあえず、芙二子がいてくれれば安心みたいな。犯人のところに1人ずかずか入りこんで1人で危ない目にあってるような、能天気すぎるところがたまにイラつくけど。
 
 4部以外の話の最後に少し鳥肌が立つような終わり方になっていて、私は特に1部の終わり方が好きだった。きっとあれは芙二子が殺しちゃったってことでいいんだよね…?
 
 少し前にトライフォビアというものが流行っていたが(まだ知らない人はぜひ検索を)、フォビアに着目してみるというアイデアが良く、特に誰もが感じるであろうゴーストフォビアを持ち、幽霊を見た時に哀れな姿を晒す神凪には共感できた。また、色んなフォビア(苺が食べらないとか)があることが知れたし、面白かった。まだまだフォビアをネタに話がいろいろ出てきそうな気がする。トリックに使えるかも? 続編が出たらぜひ読みたい。
 
 
ゴーストフォビア (創元推理文庫)

ゴーストフォビア (創元推理文庫)