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正直になれない大学生ブログ

趣味、鬱憤、等々つらつら書いていく。そんなブログ。

そんなに過激ですか?

言ってはいけない 橘玲

 

 過激な意見の書いてある本は読んでて楽しいのです。この本を書店で見かけたときは、すぐ手に取り、購入を決めました。しかし、実際に読んでみると、そこまで過激な事言っているようには感じませんでした。

 

 

規範の裏側

 「スリムな女性は美しい」、「子供は明るく元気であるべきだ」という規範には、言外に、「太っている女性は醜い」、暗くて地味な子供には問題がある」規範を内包している。また、

  • スポーツ選手の子どもは運動が得意だ
  • 音楽家の子どもは歌がうまい
  • 大学教授の子どもは頭が良い

を逆に考えてみると、

  • 子どもが逆上がりが出来ないのは親が運動音痴だからだ
  • 子どもの歌が下手なのは親が音痴だからだ
  • 子どもの成績が悪いのは親が馬鹿だからだ

となるはずだが、下の負の遺伝に関しては必要とされない。

 他にも血に関して、高貴な血(皇族など)は引き継がれるが、穢れた血は引き継がれないなどご都合主義なところがある、と筆者。

 

 

 知能は遺伝なのだから、教育に多額のお金をかける事は、高い知能を持つ人間を有利にする。これに反論するためには、教育によって知能が上がるデータを示さなけらばならない。もちろん、エビデンスレベルの高い結果ですね。

また、男はモノを相手にした仕事。女性はヒトを相手にした仕事を好むそうです。

 

 

親が無力ではない

 親は、子どもの持っている才能の芽を摘まない環境を与えてやる事が大切だと著者は言う。子どもは集団(友達関係)の中で自分の中でキャラ(役割)を選択するようなる。もし、同じキャラがいれば、譲る事になる。リーダー(道化役)は複数人存在する事はできない。そこで、人格形成が行われるようだ。才能の面でも同じで、例えば、ピアノの才能が潜在的に眠っていたとしても、その才能を持つ子どもが他にいる場合には、どちらかが、譲る事になってしまう。

 

 
なかなかにデータが多い

 とにかく、主張に対する裏付けが多かったです。ですから、その分説得力がありました。たしかに、この事実は受け入れがたいと思うかもしれないです。その時は自分で反証できるようなデータを探すと、落ち着けると思います。なかなか著者の裏付けが多いので大変だとは思いますが、勉強になるでしょう。

 

 

メモ

・架空のフィッシュタウン

シンクタンク

・シャルリーエブド

 

 

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

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