正直になれない大学生ブログ

趣味、鬱憤、等々つらつら書いていく。そんなブログ。

強引だが、感の良い捜査官

湿地 著:アーナルデュル・インドリダソン 訳:柳沢由美子

 

 あまりにも読書レビューをさぼっていました〜…本読まなきゃね! ドラクエばっかやってました汗

 

 

 今回は推理小説! ゴールドダガー賞受賞作品ということ、ミステリー小説ということでで購入。賞に関しては初めて聞きましたが笑

 

 主人公エーレンデュルを中心に部下のシグルデュル=オーリ、エリンボルクと共に事件を解決していくお話。事件の舞台は、アイスランドで、湿地にある建物で老人が殺された後から始まります。老人の部屋からは盗まれたものが一切なく、謎のメッセージ「おれはあいつ」が残されているのみ。被害者やその周辺の事実が徐々に明らかになっていく楽しみがあります。

 

主人公

 バツイチ、子二人の親父(50歳)。文章から見るに、親権は母親にあったと思われます。主人公はヘビースモーカーで、姉のエヴァ=リンド麻薬依存、兄のシンドリ=スナイルも同じようなものらしい(兄は出てきません)。主人公は子供たちに罪悪感や後悔の念があるみたいですが、詳しくは語られません。

 犯罪捜査課の中では、もっとも経験のある捜査官で、大体の意見が通ります笑 ですが、主人公は周りが関係ないと言い張ることにもあやしいと突き詰めていき、最後には真実にたどり着きます。言っては悪いですが、かなり地味な捜査官ではあると思います。

 

文章表現

 あとがきにも、書かれていましたが、アイルランドでは気候変化しやすいそうで、この本には気候の描写が多く見られました。

 また、途中でレイプの話が出てくるのですが、読んでいて結構きついなと思いました。結構リアリティのある書き方でした。あとがきで、著者には、女性に対する暴力への怒り、こんなに酷いことなのだと男性たちに分からせるために言葉をはしょってはいけない、徹底的に書き切る決意があったそうです。

 

感想

  推理の順序はとても丁寧で、徐々に内容が明らかになっていく点はgood! 地道な捜査が多いと感じました。また、続編がまだまだある(日本語訳されているのは1、2個だったかな)ので、あまり語られなかった主人公の子供のことも分かっていくのかもしれないですし、書店で目に止まり次第買ってみようかなと思いました。

 

 登場人物の名前覚えづらかった!被害者と部下の名前なんであんなに似てるんでしょw

 

湿地 (創元推理文庫)

湿地 (創元推理文庫)

 

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