正直になれない大学生ブログ

趣味、鬱憤、等々つらつら書いていく。そんなブログ。

ものとしての本、読むための電子書籍

本は、これから (岩波新書) 池澤 夏樹 (編著) 電子書籍が発展し始めた時代に、ジャーナリスト、カメラマン、書店長、社長、図書館関係者などの著名な 36人もの人たちが「本のこれから」を語る。 それぞれの意見や文体に特徴があっておもしろいが、概ね三つの…

メディアとジャーナリズム性とpv稼ぎのネコ

ネコがメディアを支配する(中公新書ラクレ) 奥村 倫弘 (著) 「人の話を聞き、分かりやすく伝える」という原点回帰の重要性を「速さ」を重視するネットメディアと「粘り」を大切にする伝統メディアの対比で論じる。 伝統メディアとは、取材、執筆、編集、校正…

事件が起こる前に解決すれば万事おーけー

探偵が早すぎる (講談社タイガ) 井上 真偽 (著) さすが、井上先生。 『その可能性はすでに考えた』では、あらゆる可能性を排除し、奇跡を証明するというテーマであったが、今回は、事件が起こってから解決するのではなく、事件が起こる前に解決してやろうと…

日常にすこし違った視点を添えて

絶叫委員会 (ちくま文庫) 穂村 弘 (著) 偶然、本屋で見つけたキャッチーなタイトル。 そして、この本を表した帯の言葉。 町には、偶然生まれて消えゆく無数の詩が溢れている。 不合理でナンセンスで真剣で可笑しい、 天使的な言葉たちについての考察。 中身…

π(パイ) 数字に恋する者たちへ

この記事は内容がいつも以上にありません。 ご了承下さいませ。 今週も読書録の蓄積が足りなくて、感想文を書くことができませんでした汗 ということで、今回はこんな本を紹介しようと思います。 πe1000000桁表 単行本 真実のみを記す会 (著) です! この『…

大学生活は遊んで、学んで、就活へ

大学の思い出は就活です(苦笑)―大学生活50のお約束 (ちくま新書) 石渡 嶺司 (著) 最近教養と呼ばれる本を読んでいない気がする。 この『大学の思い出は就活です(苦笑)』は自己啓発…特に実用向けの本。…実用向けかどうかも微妙。個人的には楽しく読ませても…

これが読破できたら、あなたは読書マスター!? 〜私の積み読3選〜

私の積み読3選 読書って楽しいですか? 私は普通の人より、本を読んでいる方だとは思いますが、楽しいと思って読書したことはあまりありません笑 そんな私が、これはつまらn…難しいなと思い、挫折した本を紹介させてもらおうと思います。(最近、あまり本を…

首都圏周辺の格差を知り、街の情報を知る。

首都圏格差 首都圏生活研究会 (著) 埼玉県民としては買わずにはいられなかった新書。 第1章で、1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)を人口・教育・治安・所得・健康・医療の点から格差を比べ、2章以降で、1都3県の各市区のデータや著者の考察が述べ…

リベラルとはなんだろうか

リベラルという病 (新潮新書) 山口 真由 (著) 最近読む本に、ニューアカとかリベラルと出てきて、それがなんなのかを知りたくて購入。リベラルを理解するには良かった。 この本は、「大きな政府」か「小さな政府」か、「司法積極主義」か「司法消極主義」か…

書体はメッセージである。

本を読む人のための書体入門 (星海社新書) 正木 香子 (著) 少し前に、密かに活版印刷ブームが起こり、先日には、日本人だけが読めないフォントで盛り上がりをみせた。 現代は、書体に関して、人々が興味を持ち始めている時代なのかもしれない。 『本を読む人…

死というものについて

死の壁 (新潮新書) 養老 孟司 (著) 「◯◯の壁」。ちょうど流行していた時期に私もにバカの壁を購入して読んだ。 本書はその「バカの壁」の続きと思ってもらえれば差し支えないと思う。 死というものを解剖学者の視点から説明し、暴論のような主張もところどこ…

勇者は魔王を倒せるのか…!

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) 前野ウルド浩太郎 (著) 本の魅力は、普段生きていて見聞きできないものを知ることができるツールだということを改めて感じた。 バッタのが好きなことが強く伝わってくる熱い文章に、読んでいるこちらも楽しくなる。 …

人類の衰退の末ロ?

人類は衰退しました 平常運転 (ガガガ文庫) 田中 ロミオ (著), 戸部 淑 (イラスト) 社会風刺がとても効いているラノベのようで、戯作と見比べる上で購入した。 ずっと1巻を読んでいると思っていたが、最後のあとがきにて短編集だと知る。どうりで分からない…

頭が良くなりたいと思う人への入門書

頭のよくなる本―大脳生理学的管理法 (カッパブックス) 林髞 (著) 大脳生理学の応用として書かれたものが本書となる。中学生にもわかるように優しく書かれ(と著者は言っている)、入学試験を控えている人はもちろんのこと、生理学、医学、心理学を学んでいる…

昭和年代の性格学(心理学)

性格 (岩波新書) 宮城 音弥 (著) 発展途上の時代にあった心理学を性格の面に焦点を当てて書かれた本…という印象。 昭和35年の本だけあって、言い回しがやたらくどくて、読みづらかった。慣れるしかない。 昔の新書といっても、文章の流れは現代のものとそ…

国家の底力は品格に通ず

国家の品格 (新潮新書) 藤原 正彦 (著) 一貫して述べることは、財力に任せた市場主義をやめて、また、論理だけ解決できると盲信せずに昔ながらの情緒あふれる日本を取り戻そう、と訴える内容。 品格のない著者の講演記録をもとに、それを大幅修正してまとめ…

科学を体験してみよう/死ぬまえに何を考えるか

子どもにウケる科学手品77(ブルーバックス) 後藤道夫(著) 子供の時に、科学を実体験してもらうことによって、科学の不思議さや楽しさ、面白さを知ってもらう本。 さらに、子供に考えさせ、対話を豊かにすることが副題。 用意する実験道具が入手しやすいも…

毒を吐きたい私小説

私小説のすすめ(平凡社新書) 小谷野敦 『才能がなくても書ける。それが私小説。その魅力を説き、「書きたい人」に勧める、挑発的文学論』という帯がまかれたこの本。 正直書きたい人に勧めるというよりは、私小説批判する人たちに向けた抗議の新書というイ…

夢のキャンパスライフは何処へ

四畳半神話大系 (角川文庫) 森見登美彦 主人公「私」の遠回りな自虐的語り口調と戯作感溢れる文体がとても特徴的だった。 物語は、わきあいあいとする学生たちに馴染めない主人公「私」は、唯一の友人で、座右の銘が「不幸の味は蜜の味」の小津に事件にま…

人とのつながりという商売

キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書) 佐々木俊尚 タイトル関連情報の『「つながり」の情報革命が始まる』が気になり読みました。 この本は、特定の情報を収集し伝達するキュレーターと呼ばれる人が、マスメディアからソーシ…

弟子は師匠から教わっていないことを学ぶ

日本辺境論 (新潮新書) 内田樹 新書大賞2015で大賞を取ったこの本を今更ながらに読んでみた。 この本で著者は、日本人がどれだけ辺境で、変わった国であるかということを述べる。 難しい言葉(特に横文字)を多用しているのに、専門家以外にもわかりやすく…

二項対立で説得力のある文章を 〜線を消したり、引いたり〜

大学生の論文執筆法 (ちくま新書) 石原 千秋 先週のタイトルと酷似。 この本は、主に「文科系(中でも文学好き)の大学生か大学院生」のために、第一部では論文の書き方を思いつくままに、第二部で二項対立で論文を書く術を例文を紹介しながら、論文の書き方…

活字に想いをのせて

活版印刷三日月堂(ポプラ文庫) ほしお さなえ 私は、活版印刷を実際に見たことがない。もちろん印刷に使う版も。それでも、この作品は活版印刷の質感やすばらしさを伝えてくれた。 涙なくしては読めない? 本当にそうだろうか? 話は、弓子さんが川越の観…

京都のいやらしさ

京都ぎらい(朝日新書) 井上章一 長年、洛中の人々から、洛外扱いを受けてきた筆者の恨み節が自身のエピソードと絡んで飽きなかった。 おそらく1章の「洛外を生きる」が一番面白いのではないかと思う。タイトルもここに集約されていると言っても過言ではな…

愚かな民がひどい政府をつくる

学問のすすめ 福澤 諭吉 (著) 斎藤 孝 (翻訳) 福沢諭吉といえば、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」の名言。あと、一万円札。 その程度しか知識はなかったが、現代語訳版ともあってすらすら読めた。内容は、学問の目的とはなにか、について語ら…

はじめの一歩(古本)

古本道入門 岡崎 武志 著者は、小学校の帰り道、古本屋でマンガのフロクを買い始めたのをふりだしに、高校時代から古本屋通いが本格化した岡崎武志。 この本は、『いい古本屋の見分け方』、『神保町や地方、著者のおすすめする古本屋のガイド』、『本と相性…

情報を取捨選択できる立場であろう。

日本国民の新教養 KAZUYA 日本のYouTuberで政治活動家である、北海道帯広市出身の京本和也(KAZUYA)さんが執筆されたこの本は、日本人があまり知らないであろう神話や宗教から日本国民の教養を深めていこうという切り口だ。KAZUYAさんはネトウヨと揶揄され…

元クラスメイトの残酷な死

顔のない男 ステファン アーンヘム 堤 朝子(訳) この作品は、主人公フォビアン・リスクが家族と共に、ストックホルムからヘルシンボリに引っ越すところから話が始まる。事件は両手を切断された遺体の発見から始まり、次には足の切断された遺体が、とその後…

ぶれない軸を形成するために

リーダーシップの旅 見えないものを見る 野田 智義 金井 壽宏 私はいつもぶれっぶれである。グループ活動での判断だったり、昼飯の決め方だったり、相手の意見でころころ自分の意見が変わる。 この本はリーダーになっていくプロセス(この本では旅と形容する…

インプット偏重脳っていうものがあるらしい

最近ほんの読みすぎで目が悪くなってきた今日この頃。読書は控えめにしております。 読み過ぎる余り全然アウトプットができていないし、軽い本ばっか 読んでは次読んでは次 で、完全に質より量になってます。こうしてインプット偏重脳というものが完成するら…